ジャックナイフストレッチは徳島大学の西良浩一先生が提唱している、ハムストリングスを選択的にストレッチする方法です。
宏洲整形外科医院でも導入し、紹介させて頂いています。
How to
- 踵をしっかりつける
- 足首を持ち胸と太ももを着ける
- 胸と太ももが離れないよう注意する
- ゆっくりお尻を上げ、頭を下げていく
※胸と太ももが離れないように注意する - 限界まで上げたら5秒保持する
- この流れを1回とし5回繰り返し、1日2セットを目標にする
ハムストリングスを伸ばすとなぜいいの?
ハムストリングスとは、太ももの後ろの筋肉になります。
ハムストリングスは大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋からなります。
日常生活でよく使う骨盤を前に倒す動き…
これを制御しているのがハムストリングスです。
そのハムストリングスが硬くなると骨盤が前方に倒れなくなります。
骨盤が前に倒れないと、、
腰・膝・足などがその分、頑張りますが、
元々動きが小さな関節達なので負担となってきます。
そのため、腰痛・膝痛・足部変形やスポーツ障害に繋がってくるのです。
特に、スポーツをしているお子さんでオスグット・シュラッター病や腰椎分離症・すべり症を発症される方は、股関節の柔軟性の乏しいお子さんが多く、予防・治療の両面からこのストレッチを推奨しています。
しっかり柔軟な股関節を作ることが、ケガや痛みを恐れず、日常生活や好きな運動をのびのびと行える、最初の一歩となるはずです。