H27.4.22 中外製薬株式会社さんより骨粗鬆症に関する勉強会がありました。
骨粗鬆症は、日本では高齢化社会に伴い増加傾向にあり、悪化に伴う骨折を生じてしまうと、生活の質(QOL)を大きく低下させる、大変重篤な症状を引き起こす疾患です。
しかし、骨の量(密度)が減少し、もろくなった状態にあっても、自覚症状が少なく、骨折を起こして初めて疾患に気がつく患者様も多いとされています。
そのため、現在様々な医療機関や部門と連携して、治療や予防を早期の段階で介入すること、開始した治療を継続して行っていく事が、今後の生活の質を大きく向上させるには大変重要です。
骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)という、医療機関や患者様との連携の役割を スムーズに行う為に現在、骨粗鬆症マネージャーという、プロフェッショナルの養成が2014年より福岡でも行われ、現在30名の方が認定を受けられているとのことでした。
この、骨粗鬆症リエゾンサービスが充実している、欧米では、骨粗鬆症による骨折の発生が減少しているそうです。
そして、骨粗鬆症の早期発見には、患者様自身にも、病気や治療への関心、理解を深めていただくことが何よりも重要であるとのことでした。
当院でも、患者様の同意と理解のもと、効果的な治療や発症予防を行う為に、服薬や、日常生活における注意点に対する知識をより深めて行きたいと思いました。
そして、患者様の不安や疑問点に耳を傾け、安心して治療や検査をうけていただけるよう、これからも努めて行きたいと思いました。
😀 中外製薬株式会社さん、ありがとうございました!
~看護師より~