H29.4.24、久光製薬株式会社さんによる経皮鎮痛消炎剤に関する勉強会がありました。

現行の湿布薬は、使用する際、冷感とともに疼痛部位の体温を下げ、皮膚から消炎鎮痛剤を吸収させるタイプのパップ剤と、皮膚にしっかり吸着することで可動域の広い関節部位にも使用可能なテープ剤がメジャーですが、今回久光製薬さんより高い粘着力を維持しながらも、パップ剤の冷感を体感できる、大きなサイズの湿布剤が処方できるようになりました。

通常パップ剤は汗などの水分を吸収することではがれやすくなるため、活動量の多い患者さんや可動域の広い関節には使用しにくいケースがありました。

様々な改良を加え、粘着力と冷感を維持し腰などの広い面積もカバーできるサイズの湿布がバリエーションに加わったことで、治療の選択支がまた増えました。

14cm×20cmの大判サイズは、袋も湿布が余裕で入るサイズで作っているため、必要な枚数をとってまた戻すなどの作業もしやすいように配慮されているそうです。

また高い粘着力が特徴ですが、使用前に湿布がぐちゃっとまるまってしまっても、はがしやすいそうです^^

医師の診療のもと、適応と判断された場合に処方することが可能です。

久光製薬株式会社さん、ありがとうございました。

~看護師より~