血液検査や尿検査
血液検査や尿検査は、関節リウマチの診断や病気の強さ、治療薬の副作用の有無をみるために行います。他の病気でも検査値が大きくなったり、陽性になることがあり、検査項目1つが条件を満たしても必ずしも関節リウマチとは限らないため、他の検査と組み合わせて診断されます。
画像診断
画像診断は、関節リウマチの診断や評価に不可欠なものです。
関節の変形や破壊の程度、治療効果の判定などに用いられています。
X線写真は、最も基本的で重要な検査で、関節破壊の程度を読み取ることができます。
超音波検査
超音波検査では、グレースケールで滑膜が厚くなっていないか、滑液がたまっていないか、骨びらんがないかなどを確かめます。滑膜が厚くなっている部分ではパワードップラー法を用いて血流の状態を評価します。また関節だけでなく腱鞘の滑膜炎の存在も同時に観察することができます。
※本院では行うことができない検査です。
MRI検査
MRIは、X線写真では分かりづらい関節液や滑膜もはっきり写るため、早期診断で用いられます。