H31.4.10日本イーライリリー株式会社さんによる慢性疼痛治療薬に関する勉強会がありました。
疼痛は種類によって、分類されています。
慢性疼痛治療ガイドライン、神経障害性疼痛薬物治療ガイドライン、OARSI(変形性関節症)ガイドラインなどがあり、適正な薬剤を選択することで、これらの痛みに対し鎮痛効果を期待できます。
慢性の痛みにおいては痛み発生のメカニズムのバランスが崩れているケースが多く、薬剤治療によりバランスを適正な状態に戻すことが期待できるということでした。
治療によって下行性疼痛抑制系の機能を賦活化することは、慢性的な痛みを緩和するのに理にかなっており、薬剤選択においても重要なポイントであるとのことでした。
慢性的な痛みが持続することは、疾患治療に際し、ネックになってきます。
薬剤のサポートを得て適正な痛みのメカニズムに戻すことで患者さんが積極的に治療ができるようになります。
運動療法や理学療法は痛み過敏を適正な状態に戻す役割があります。結果として薬剤の力を借りずとも痛みが適正な状態になることもありうるとのこと。
その過程のサポートとして薬剤治療を行うことでより良い治療、痛みの軽減、日常への回復が期待できるということでした。
日本イーライリリーさん、ありがとうございました。
~看護師より~