主な症状

●首や首から肩にかけての痛みやしびれ 手に力が入りにくくなるなどの症状があります。 進行すると ボタンが掛けにくい、文字が書き辛い、足の脱力感、歩きにくくなるなどの 症状がでます。

●頚椎を後ろや斜め後ろにそらすと、手や腕の痺れ症状が強くなる場合があります。

病態

●主に老化等の退行性の変化から、頚椎の組織が首の後ろ側 後ろ横側に脱出してしまう状態です。

診断

●レントゲン検査を行い、MRI検査(提携病院による予約検査)を行い診断を行います。

治療

●保存的な治療においては、薬物療法(鎮痛剤 ビタミン剤) 頚椎カラーなどを使用し、安静を保ちます。

●痛みの強い場合には、神経ブロック等の注射療法を行います。

●物理療法(牽引 電気療法 ホットパック)などのリハビリを行います。

●日常生活に支障をきたすような、強い痛みがある場合や 改善がみられず、歩行障害やお腹に力を入れないと尿がでない(排尿障害)が見られる場合は、手術の適応となります。